カメヲラボ

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TensorFlowで学ぶ機械学習・ニューラルネットワーク

TensorFlowで学ぶ機械学習ニューラルネットワーク

今年の2月に発売されたばかりの「Machine Learning With Tensorflow」の邦訳「TensorFlowで学ぶ機械学習ニューラルネットワーク」が、4月27日に発売されます。

TensorFlowで学ぶ機械学習・ニューラルネットワーク

TensorFlowで学ぶ機械学習・ニューラルネットワーク

専門的な知識の中で機械学習に最低限必要なことをうまく抽出し、簡潔に説明しています。数学的な記述はほとんどありませんので、機械学習やTensorFlowにあまり馴染みのない方でも読みやすい作りになっています。「細かいことは気にするな、TensorFlowがなんとかしてくれる!」という考え方が基本にありますので、「TensorFlowの使い方をさっさと覚えていろいろと機械学習試してみようぜ!」と思っている方にはオススメです。

原著との違い

  • 印刷版がカラー 原著の印刷版はモノクロ印刷ですが、邦訳印刷版はカラー印刷になっていますので、図表が圧倒的に見やすくなっています。

  • 付録 Dockerのインストールと使い方は、原著の情報がやや古かったので少しだけ書き換えています。

構成

本書は3部構成になっています。

第1部

機械学習の内容とTensorFlowの重要な役割についての話題から始まります。

  • 第1章 機械学習の用語と理論
    パラメータ、学習と推論、データ表現と特徴、距離の測定方法、 学習のタイプ(教師あり学習・教師なし学習・強化学習)、TensorFlow

  • 第2章 TensorFlowの必需品
    テンソルを表す、演算子の作成、セッションでの演算子の実行、 コードをグラフとして理解する、セッション構成、Jupyterでのコードの記述、 変数の使用、変数の保存と読み込み、TensorBoardを使用したデータの視覚化、 移動平均法の実装、移動平均の視覚化

第2部

基本的なアルゴリズムについて説明します。

第3部

ニューラルネットワークについて解説します。