カメヲラボ

主にプログラミングとお勉強全般について書いてます

競プロ日記013: 日立北大コンの表彰式&意見交換会

表彰式&意見交換会に行ってきました

Hitachi Hokudai Lab. & Hokkaido University Contest 2022(日立北大コン)のB問題の成績で(ギリギリ)お呼ばれして、参加することができました。

経緯

意見交換会で発表しませんか?

オンラインで視聴できるかなーという程度で考えていたのですが、2月27日になって意見交換会ご講演依頼」というメールが届きました。表彰式と意見交換会の3月3日まで結構日が迫っている中でのメールということで、「もしかして人がいなくて人数合わせ的な!?」と思ったりもしましたが、せっかくなので発表の機会をいただくことにしました。

最後とか罰ゲームじゃね?

YESの返事をして、大急ぎでスライドを作ってる最中に当日のスケージュールが来たのですが、発表の順番が成績順だったのですよ。上の方が優れているに決まっているし、特にB問題の発表者は1, 2, 3, 4, 6位とトップクラスの人しかいないので、自分の順番が回ってきた時点でもう話せることないんじゃないかと思って10分中8分くらい自己紹介したろかなと考えたりもしてたのですが、結果的にやらなくて良かったです(後述)。

当日

初手・遅刻

いきなりやらかしまして、12時30分までの表彰式を12時30分からだと思い込んで行った結果、大遅刻しました。終了10分くらい前に、こそこそっと入室して最後尾から見ていたのですが、眼が悪すぎてあまり見えないし動揺して話も全然入ってこないしでホント情けない状態でしたが、声を書けてくださった方が少しいたおかげで落ち着きを取り戻すことができました。

バス移動・お昼ご飯

表彰式が終わったらマイクロバスで別の場所(地理は全くわかっていない)に移動ということで、言われるがまま乗り込みました。作問者の方と少しお話しすることができました。なんと私のことをご存じだったとのこと!どうやら昔書いていたショートコーディング関係のブログをご覧いただいていたようで…。何でもやってみるものですね😅

会場についてから、美味しいお弁当をいただきました。

意見交換会

上位の方々の発表を「なるほどなー」と思いながらボケっと聞きながら、少しずつ「あれ?」と思いはじめました。みんなオンライン参加なんですよね。じゃあ自分の周りにいる人々はどちらさま???

終わって確認してようやく気が付きましたが、自分以外は出題側の方々でした…。「あっ、あなたがid〇〇さんなんですね!どうもはじめまして!!」というのを想像しながら参加していたので、これは衝撃でした。と同時に、最初「自己紹介8分ぐらいやろかな」とか思っていた自分を思い出して、とても申し訳ない気持ちになりました。できるだけ真面目モードに軌道修正したつもりですが、ホントすみませんという感じです。

内容的なお話と感想

意見交換会では、基本的には問題内容やこれまでのコンテストをよくご存じのsimanさんが、発表者の方々に重要なポイントを質問なさっていて、私はふんふんなるほどしていただけなのでとてもありがたいお話を賜っただけでした。

コンテスト中考えもしなかったのですが、今回の問題って受託必須ジョブなのに完了できないものがあったのですね。自分の解答はあきらかに最適化性能が低い自覚があったので、未完であっても「まあしかたないよね」としか思っていませんでした。

他の方々にとってはあまり役に立たなかったような気がしていますが、自分にとって結構大きな収穫がありました。simanさんが天気予測に関する質問をたくさんなさっていて、自分もそれがとても気にはなっていたんですが、上位の方々は最終的に何か特別なことをするというよりもシンプルな期待値を設定しているだけのようで、ここは自分の想像と大きく異なりました。

帰宅してから上位陣のコードを読んだり動かしたりちょっといじってみたりして確認してみたところ、自分がコンテスト中に思いついた調整を試してみてもほとんど効果が無いんですよね。最上位のレベルになると、そもそも探索性能が高くてよくわからないパラメータをどうこうするより単純に高速化とかしてた方がずっと効果的であるようでした。

思い返せば自分が今まで参加したマラソンマッチでも、「雰囲気パラメータ」を作って何となくいじって何となくスコアは上がるものの、上位からは程遠い結果に終わるケースが多々ありました。

つまり何となくコードを変更してみて何となくスコアが上がっている状況というのは、やってる感は多少あるものの根本的な問題から遠いところで何かやっているに過ぎないということです。これは自分にとって大きな収穫だったと思います。

とにかくレベルアップを

今回は現地に行って、参加者でない人々に補足的な説明をしたり多少の賑やかしには貢献できたような気もしますが、やっぱりもっと問題そのものに対する議論に参加できるレベルになっていたかったというのが正直なところです。最近は参加しっぱなしで復習もまとめの記事も書けていないことが多いので、ちょっとなんとかしないとという気持ちはより強くなりました(と言いつつコンテストの予定が発表されるとすぐに飛びついてしまいますが…)。

しばらくは何でも積極的にやるしかなさそうです。