Computer Transformation(2)
- 漸化式
前回調べたn=1〜15の解を、数列aとしてみる。ちょっと数が多い気もするので、最初の10項程度書き並べると、
0, 1, 1, 3, 5, 11, 21, 43, 85, 171...
この数列の隣接2項を初項から順に足してみると、
0 + 1 = 1 1 + 1 = 2 1 + 3 = 4 3 + 5 = 8 5 + 11 = 16 11 + 21 = 32 21 + 43 = 64 43 + 85 = 128 85 + 171 = 256
このように2^kになっていることがわかる。すなわち、この数列は
という漸化式で表すことができる。これは等比数列を表すから、
となり、さらに変形すると
のように、隣接2項の漸化式で表すことができた。次は、ここから一般項を導いてみる。