復刻版
一般的なお話は、CodeIQ Blogの方に書いたので、ここでは個人的なお話を。本の内容とはあんまり関係ないかも。どうしてすぐに書かなかったかというと、やっぱり2月11日という日が自分にとっては特別で、この日に書きたくて、少し待っていました。
POJにログインして、自分の履歴を見ていると、2011年だけ問題解いてないんですよね。なんでだろうなーと振り返ると、2010年の12月に、15年一緒に仕事をやってきたパートナーを亡くしたり、ちょうど子供が生まれた年でもあって、毎日追われていた気がします。
この7年で、大切な人がたくさんいなくなりました。父も母も、ずっと仕事をやってきた仲間も。自分の教え子の死も、初めて経験しました。一人失うたびに、7年前の彼のことを思い出すんですよね。自分が会いたいと思っていた人間に初めて会いに行ったら、その人は小さな箱の中に入っていたという衝撃は、今でもはっきりと、心に残っています。
何も知らないから、彼の言葉を探して、コードの切れ端を追って、勝手に想像して、結局は何もわからない。できることといえば、コードを書くくらいなんだよね。でも、それで十分だよね。
この2〜3年は、POJで「問題を解く」というより「お参りする」みたいな感覚になってしまっていますが、まあそれも良いかな、なんて思ったりしています。しばらく仕事が詰まってて余裕がないのだけど、そのうちまた「ひとりPOJ祭りジャ(`ω´)」とかやりたいな。