Stereo Graphics Programming(1)
ライブラリたち
sharpからStereo Graphicsのプログラミングに役立つライブラリが出ているとのことで使ってみたわけだが、あまり使えなかった。しかし、せっかく調べたので簡単にまとめておこうと思う。
まず、http://www.sharp.co.jp/mebius/3dmodule/sdk.htmlからダウンロードできるSSD SDKというライブラリ。これは、3Dのディスプレイ情報を取得したり2D/3Dの切り替えを行うためのAPI群と、bitmap画像を3D用に変換するAPIを含んでいるだけなので、これを使っても大したことはできない。ターゲットマシンが複数あって、ディスプレイ情報が不定の場合にはこのライブラリが使えそうだがそれ以外に利用目的は(今のところ)無い。
Sharp America http://www.sharp3d.com/developers/から出ているSGL/SPLというライブラリは、glutベースのプログラミングに使えるライブラリで、手軽にStereo Graphicsプログラミングを楽しみたい人にはオススメだ。ただし、投影変換の方法をこちらが指定することはできないので、精度が気になる人は使えない。このあたりの内容は、サンプルプログラムを交えて簡単に説明していこうと思う。
それから、nVidiaのSDKもあるのだが、Stereo Graphicsに関して調べてみたところDirectXサポートは確認できたがOpenGLについては確認できなかった。今のところ無理なのだろうか・・・。DirectXはあまり手を出したくないけど、やらなアカンかなぁ。大体、今使っている(というか借りている)マシンはGeForce Go 6600というやつでOpenGL対応ではない(´ω`)