カメヲラボ

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Input解析はイケナイのか

1145祭りで、いわゆる“非正攻法”として有名になってしまったInput解析であるが、PKUの問題をざざっとみてみたところ、最短コードを書くためにInput解析が使えそうな問題というのは、以外に少ないんじゃないかという気がしてきた。答えが分かったところで、テストケースが多ければそれだけたくさんの答えをソースに埋め込まなければならないし、Inputの種類が多ければそれらを判別する処理が必要だ。1145のようにInputデータの種類が少なく、答えがyes,noで済むような問題だからこそ可能であったが、ほとんどの問題では普通に書いた方がずっと短くて済むことが多い。


私が先日やってみた問題1011番。これは普通に解くだけでも、なかなかハードな問題だ。簡単に解析してみたところ、テストケースは250を超えている。普通の解き方については後日詳しい解説をしたいと思っているが、Input解析に限って言えば、平均2,3桁の値を250回出力しようと思うと少なく見積もってもデータだけで500byte以上になる。解はランダムな整数値なので、何らかの圧縮を加えようにも期待が薄い。


そんなわけで、解析して答えを埋め込む手法を使える問題が限られているのなら、その問題を見つけ出したアンタがエライ!ってことで私はゼンゼン悪いことだと思わないのだ。・・・ダメ?