翻訳ソフトを使ってみる(2)
前回の調査で、このソフトの英語力がどの程度のものか少し疑問になってきたので、徹底的に調べ上げることにしました。The翻訳 2008 ビジネスも今日注文したので、届き次第比較した記事にしていくつもりです。徹底的に調べると言っても、私自身の英語力が抜群かと言えばそうではありませんので、今回からは私のお気に入りである参考書
- 作者: 山口俊治
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 1989/03
- メディア: 単行本
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- (1)文法的理解
- (2)知識
- (3)文脈の理解
の3点を基本とします。(1)は簡単に言うと文章全体の構造を正しく掴めているかという点です。これを間違うと、むちゃくちゃな訳文になってしまいます。(2)については「○○万語収録とか書いてあるから大丈夫じゃないの〜」と思う方も多いかもしれませんが、決してそんなことはなくて、ただ単語を知っていてもちゃんと訳せるわけではありません。これは中高生にも言えることですが、慣用的表現をしっかり覚えていないと、酷い訳文になってしまいます。特に慣用句は複数の単語で表されるので、それが慣用句であるということを知らずに機械的な構文解析を行った結果、おかしな訳文になってしまう可能性が高くなります。(3)については、正直なところ「コリャ英和!一発翻訳 2009」では充分評価できるというところまでに達していないような気がするので、(その理由も含めて)どこかでまとめて言及したいと思います。
追記:無料の翻訳サービスで有名どころも分析対象にしました。具体的には、Google翻訳・Yahoo!翻訳・Excite翻訳の3種です。これらとコリャ英和!一発翻訳 2009・The翻訳 2008(予定)の合わせて5種類の翻訳ソフトの違いを探り、最後に総合的な評価を下したいと思います。あと、「コリャ英和!一発翻訳 2009」は名前が長すぎるので以下「コリャ英和 2009」とさせていただきますm(__)m