カメヲラボ

主にプログラミングとお勉強全般について書いてます

やっと届いたよー


CG Magic:レンダリング
日曜日に届きました。全部じっくり読んでから書こうと思ってたのですが、そうすると1週間はかかりそうな気がするので、ひとまず全体をざっと読んだ感想を書いておきます。ちなみに現在は2周目でじっくり読んでいるところです。

最近分厚い本ばっかり読んでいるので、最初Amazonから届いたとき、正直「えーーー、こんだけ?」という感じでした。が、決して薄っぺらな内容でないことは数ページ読んですぐにわかりました。単にうまくまとまってるだけだったんですね^^;ちゃんと読めば、4200円がそう高くはないと思えるハズです。

CG技術に関してそれなりに興味があってある程度勉強している人にとっては、特別目新しいことが書いてあるとは思いませんが、専門的な内容を扱っている書籍としては、抜群にわかりやすいんじゃないかと思います。(もちろん、大学1〜2生くらいの数学と、レンダリングに関する基本的な知識は必要ですが)

個人的には、ボリュームレンダリングとかイメージベーストレンダリングの章あたりはこれまで敬遠してきた項目だったので、本書を読んでうまく知識の補完ができたような気がします。独学でやってきた人は、本書で自分の穴を探すのも良いかもしれません。

あと、このエントリはプログラマの方もたくさん見てらっしゃると思うので念のために書いておきますが、GPUを使ったレンダリングについてチラッとは書いてありますが、プログラミングに関する具体的な記述は1つもありません。ゲームプログラミングのための3Dグラフィックス数学とかGame Programming Gemsみたいなのを期待している人はぜんぜんチガウので注意してください。純粋なレンダリング技術本です。

最後に気づいたこと。32ページの図の4番は、シューティングじゃなくてシェーディングですよね…きっと。